お知らせ

先週、歯周病の講演会に行ってきました。従来歯周病の治療に関する考え方は大きく分けてアメリカ学派とスウェーデン学派に分かれていました。これらは掘り下げていくと同じ根から発生したものでしたが、最先端ではだいぶ離れた形をしていました。しかし最近また同じ形に収束しつつあるように感じます。今回の講演ではやはり昔からある病理学や発生学に根ざしたコンサバティブな考えをさらに現代の進化したものさしにより精密に評価して臨床に供与するという内容であったと思います。　今回はある意味古典的な、しかし間違いなく最先端の講演を聴くことができました。　　　　　　　何が言いたいのかわかりにくいと思いますが、結論やはり歯周病の治療の最重要項目は毎日のブラッシングに尽きるということで間違いないようです。昔からいろいろな考えが歯周病の世界にはありますが、このブラッシングが治療に寄与するという評価が揺らいだことは一度もありません。

皆さんも歯周病に対しては、隅々までいきわたる丁寧でジェントルなブラッシングを心掛けてくださいね。

（写真は本文とは関係ありません）